海外志向の強い私が大企業の海外研修制度を利用しなかった理由

大企業の海外研修制度

私が勤めていた会社では、実に多彩な海外研修プランが用意されていた。

会社名を公表すると問題になりそうなので、「N村の人が専門的ではなく研究」をしている会社、とだけ言っておく。

  • 中国への3ヶ月研修制度
  • インドへの3ー6ヶ月研修制度
  • 欧米諸国の大学への留学制度

その他にも部署単位で独自の研修制度が設けられていて、海外で働く意思のある人間にとってはとても魅力的な会社だった。

海外志向の強かった私は当時、会社を辞めようかどうか迷っていた。選択肢としては、海外研修も候補に上がっていたのだが、結局は活用することなく退社した。

海外研修というのは、言うなれば「お金を貰いながら学べる」魅力的な制度である。

今回はどうして私がそれを利用しなかったのかについて、(その後わざわざ離島で0からビジネスを始めた)理由を紹介したい。

1. 会社への依存度が高まりそうだったから

私と同期で、「海外トレーニー」という制度を利用して1年間くらいルクセンブルグに行っている人がいた。彼に聞いた話では、

「5年間は会社辞めません契約」

みたいなものを書かされるらしい。それは会社にとってみれば当たり前の話で、せっかく手塩にかけて育てた人材が外に逃げてしまっては、「食い逃げ」をされたような心境である。

実際のところ、そんな書類には法的な拘束力はないため、気にしなければいいだけなのだが、私はその意味について考えさせられた。

会社で自分のスキルを高めたい人にとっての研修制度は、ある意味で

「会社が恩を売る」

制度である。1人の人間を海外で勉強させ、且つ利益を生まないのに給与を払うことは、大きな出費である。

だから少なくとも数年間は、投資をしてもらった分だけ「恩を返さなければ」いけない。そういう一種の「依存度」が高まるような気がしたので、私としては重い腰が上がらなかった。

2. 理由が思いつかない

私は「海外で仕事をしたい」という漠然とした思いがあったのだが、具体的で明確なビジョンというものはなかった。

それでも一応、応募をする時には長ったらしい「志望理由」みたいなものを提出して、それが長期的な観点で会社の利益とどのように結びつくのかを説明しなければいけなかった。

そして私には、それを埋められる自信がなかった。

どうしても海外で働かなければいけない理由なんてないし、正直に言えば「おもしろそうだから」以上の答えは出てこない。

それに突き詰めて言えば、そういう「確たる想い」があるんだったら、会社なんて辞めて自分で好きなことをすればいいだけの話である。

先ほどの理由と合わせて考えると、

  • 「正社員として十分な額のお金も貰いながら」
  • 「自分の求めるスキルを高める」

と言うのは、何だかムシの良すぎる話のように思えた。

だから私は会社を辞めて、英語力を高めるためにわざわざお金を払って(4ヶ月で100万円)NZに行った。

100万円の内訳はこちら

そこで分かったのは、海外に行く事は必ずしも英語力を高める上で最適な選択肢ではないということだ。

まあ、私の場合は「遊ぶ」+「ゲストハウスの調査」+「人脈作り」という別の目的もあったから、別に後悔はしていないのだけど。

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