【第二回】五島市国境離島新法で採択された事業者の分析

2年目の採択は?

五島市役所のHPによると、

平成29年12月1日(金曜日)から平成30年1月25日(木曜日)にかけて公募を行ったところ、46件の応募がありました。

外部有識者を含めた審査委員会の審査を経て、以下のとおり37件平成30年度から新規で実施する事業:

創業8件、事業拡大29件

を採択しました。

また、平成29年度から継続して実施する事業として、3件を採択しました

私が予想していた以上に応募が少なかったみたいですね。

或いは計画の段階で門前払いが多かったのでしょうか。

ちなみに私は門前払いされました。。。

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H29年度は、応募件数を採択件数で割った採択倍率が、何と80%

初年度と比べると、格段に通りやすかったみたいです。

どんな事業が採択されたの?

初年度に引き続き、私なりに分析をしてみました。

今回の採択のポイントはずばり、

「五島らしさを売りに外貨を獲得する事業」

です。採択件数が多かった順番に並べてみました。(重複もありますがご容赦くださいね)

1位. 宿泊・観光・レジャー(11件)

世界遺産登録もありますので、五島市としては

「観光客の受け入れ体制の強化」

が急務です。そんな中で採択された事業をざっとご紹介すると、

  • クルージング進出事業
  • グランピング事業(2件)
  • 宿泊・飲食施設の受入体制強化
  • 交流型観光ホテルへのリニューアル
  • 古民家民泊事業
  • ホテル&カフェレストラン開業
  • 古民家再生宿を拠点とした滞在交流型観光
  • 観光客誘致とビジネストラベルマネジメント事業
  • 自然をフィールドとしたアウトドア体験事業
  • 食の魅力を活かした観光地づくり(観光客のリピーター化)

といった感じです。初年度にSUPを始めておいてよかった。。。

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2位. 食品製造(10件)

こちらも割合としては多かったですね。

「五島の自然の幸を活かした」商品は、島外にブランドとして高く売っていただきたいですね。

【採択された事業内容】

  • 五島「溶岩塩」の生産性向上と販路拡大
  • ワイン専用品種の導入と増産に伴う高品質ぶどうの栽培・醸造
  • 五島地鶏しまさざなみの普及推進事業
  • 活きイカもろみ漬けの製造販売事業
  • イノシシ及びニホンジカの食肉処理・加工及び販売
  • 五島の切干大根を全国に!
  • 水産物の燻製加工事業の創業
  • 委託販売、通信販売の事業規模拡大
  • 五島産野菜の加工品の製造・販売
  • 個人旅行客をメインターゲットとした自家栽培有機野菜を活用したケータリング

特に、いのししは大きな問題となっておりますので、ジビエ料理はニーズに合っている感じですね。

五島の農業もこれから要チェックですよ。

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3位. 椿油関連(4件)

五島市の椿油生産量は昨年日本1を記録し、2020年には「椿サミット」も開催されます。

椿は商材としてもポテンシャルが高いので、こちらもバンバン島外に売って行きたいですね。特にアジアに売って行きたいです。

【採択された事業内容】

  • 五島産椿油の伝統製法保存と活用による交流人口の拡大及び生産体制強化
  • 純五島産椿油化粧品の自社製造・販売化の実現及び販路拡大
  • 五島産椿油を使ったヘッドスパ及び関連商品販売
  • 自社で開発した椿油製品の販路拡大

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4位. 再生可能エネルギー関連(3件)

こちらも五島市が4大政策に掲げる事案の一つですので、市役所としてもバックアップしていく感じです。

【採択された事業内容】

  • (風車の)情報管理センターの拡充
  • 風車(洋上風車)メンテナンス事業
  • 五島産再生可能エネルギーによる島おこし(地域小売電気事業)

エネルギー政策に関しては、2020年の発想電分離や、九州電力の動きも気になります。

2020年に終わる電力改革の矛盾と電力会社の国有化

九州電力の考察

大手電力会社の事業環境と生存戦略~九州電力を例に考察~

エネルギー問題の基本を知りたい方はこちら。

意外と知らない日本のエネルギー問題を知る1冊

初年度との違い

いかがだったでしょうか。

初年度と比べると、「観光・レジャー」の割合がぐっと高まっています。

【第一回】五島市国境離島新法で採択された事業者の分析

五島は外貨を稼がなければやっていけませんからね。

【中学生でも解る】五島市財政の問題点と目指すべきゴール

外貨を稼ぐと言う面では、

  • 観光客の受け入れ体制を充実し単価を高め
  • 島内産品の付加価値を高めて島外に売りまくる

という市政の姿勢が反映された採択結果と言えるのではないでしょうか。

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