日本人の慢性的病である「悪者を排除する」発想を排除しよう

新しい疑惑

防衛省で見つかった文書を巡り、また新しい疑惑が波紋を広げています。毎日新聞の記事はこちら

日本が隠蔽体質の社会である件はこちら↓

隠蔽体質社会~トップが替われば社会は良くなる~

本日は、多くの国民が疑問に思っている

「責任の所在はどこにあるんだ!?」

という風潮について、ちょっと引いた視点から考えてみたいと思います。

政治疑惑は「犯人探し」

現在の風潮を見ると、メディアを中心に

「安倍政権の政治責任」

を凶弾しようという流れが強いと感じています。

  • 首相が悪い
  • 財務大臣が悪い
  • 理事長が悪い
  • 忖度した人が悪い

などなど。

まるで「名探偵コ○ン」のトリック解説を聞いているような気分にさえなってきますよね。

「犯人はお前だ!」

って感じでね。

でも、何だかこれって、問題の本質を見誤っている感じがしませんか?

なぜなら問題自体が、「○○の責任!」と言う形で、個人の悪が原因であるかのように設定されているからです。

少し考えれば分かりますが、こうした「隠蔽」が横行するのは、

  • 風通しの悪い組織
  • 風通しの悪い慣習
  • 風通しの悪い文化・雰囲気

が原因ですよね。

責任転化は楽チン

にも関わらず、どうしてメディアは「木を見て森を見ず」状態なのでしょうか?

その原因として挙げられるのが、国民全体の「知的怠慢」ではないでしょうか。

○○が悪い!

と決め付けて、そこさえ切り離せれば、問題はすごく簡単です。

これは政治の世界だけではなくて、広く日常生活にも蔓延している風潮です。

  • CO2が悪い!
  • 原発が悪い!
  • 差別が悪い!
  • いじめが悪い!
  • 少子化が悪い!
  • 政治家が悪い!

などなど。

枚挙に暇がありませんが、こうした「単純な論理」でそれを排除する方向性で日本人は動いてる気がします。

少し昔の例で言えば、

郵政民営化に反対するのが悪い!

とか言って、選挙に勝った政治家がいましたね。

そう、日本人は割とこういう

「勧善懲悪」なシナリオ

が好きなんですよね。

更に言えば

悪=汚らしい=排除すべき

と言うロジックは、日本人の衛生観念にも強く結びついているような気がします。

都会に行けば行くほど、強迫にも似た衛生観念に支配(ゴキさんを見て絶叫する)されている気がします。

都会の論理と田舎暮らし

考え方を変えよう

日本人が好きな

犯人を捜し、犯人を退治する

という桃太郎的な発想は、究極的には「DEATH NOTE」みたいな世界観です。

私たちはそろそろ、この

「どうやって悪者(=犯人)を世界から一掃するか?」

という固定観念から脱却し、

「どうやって全員とハッピーに暮らすか?」

という考え方にシフトしていくべきでしょう。

そのためにはまず、

責任の所在を明らかにする

という、問題の本質から遠ざかってしまう発想を捨てるべきです。

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