外国人ガイドをする上で大切な3つの事

期待高まる外国人ガイド

皆さんこんにちわ。いよいよ五島列島を含む長崎~天草方面の世界遺産登録が迫って参りました。

これを機に、世界中から観光客が増えることが予想されます。

ますます

「外国人対応できるガイド」

の需要が高まる昨今ですが、私なりにガイドをするうえで大切だと感じてることを3つほど紹介させていただきます。

①「外国人用」のテキストが大事!

よくありがちなのは、日本語のテキストをそのまま英語に直すだけのガイド。

これをやってはいけない理由は、

「外国人が分からないことが多すぎる」

からです。例えば下の文章。

嘉永6年、ペリーが率いるアメリカ合衆国海軍東インド艦隊の蒸気船2隻を含む艦船4隻が、久里浜に来航しました。黒船が接岸できなかったことから、12代徳川家慶の統治下にある幕府は江戸湾浦賀に誘導しました。

外国人に分からない点がこんなに沢山

  1. 和暦:明治、大正、昭和という区分は、外人には?です。
  2. 地名:日本人に馴染みのある地名でも、外人には?です。
  3. 時代:江戸幕府、鎌倉幕府、平安など、外人には?です。
  4. 固有名詞:ショーグンの名前とか、外人には覚えられません。

つまり、「日本史の中の歴史」をそのまま紹介してしまっては、外国人にはちんぷんかんぷんです。

そうではなくて、「世界史の中の出来事」として紹介する必要があります。それは中々容易な仕事ではありませんが、少なくとも「日本語をそのまま英語に訳す」だけでは殆ど伝わりません。

②「史実」よりも「語り」

先日私が通訳ガイドのサポートをしていた時のことです。

熱心に教会の歴史を説明をされている80歳の方に、外国人の通訳がこんなことを言いました。

すみません、歴史の紹介は結構です。勉強してきました。それよりも、小さい頃の話を聞かせてください。

そこでハッとさせられました。

外国の方が求めているのは、Google先生に聞けば分かるような「史実」ではなくて、「生きた体験談」なのです。

歴史を巡るガイドの場合は、その土地で古くから生活をされている方にご協力を頂くと、外国人の満足度は高いでしょう。

③自由時間はたっぷりと

外国の方が日本に来られる理由の殆どは「観光」です。

そして外国人の目から見ると、「日本では当たり前のこと」が当たり前には写りません。

商慣習、植物、建物、置物・・・それこそ赤子のように、目に映るもの全てに対して興味を示してくれます。

日本人の5倍くらいは、シャッターを切る回数が多いのではないでしょうか。つまり、それだけ「自由に写真を撮る時間」が必要ということです。

ガイドやツアーの工程を組まれる際は、日本人以上に「時間の余裕」が大切になってきます。

まとめ

いかがだったでしょうか。

東京オリンピックも目前に控え、外国人ガイドの需要は益々高まっていきます

外国人をガイドする上で大切な事は、

  1. 外国人向けのテキストを準備すること
  2. 「史実」よりも「語り」や「体験」を提供すること
  3. 自由時間を入念に確保すること

です。こうした部分を周到に準備することによって、リピーターの確保にもつながり、インバウンドでの経済活性化が図れるでしょう。

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