地方の高齢者に響く言葉は何だろう?

五島移住

皆さんこんばんわ。ジョンです。会社員を辞めて五島に移住してきてから、一番大きく変わったのは、

飲みに行く回数が増えた

ということでしょう。私にとっては嬉しいことですが、飲みに行く相手も大きく変わり増した。

なにしろ、五島は高齢者の比率が全国的にも高く、3人に1人が65歳以上の高齢者となっています。

本日は、そんな地方の高齢者の実情と、そうした方たちに響く言葉とは何か?を考えてみます。

少ない年金と多い税金

日本の金融資産の4割以上は、高齢者が持っていると聞きます。

そのため、社会全体で見れば「金持ちからの所得の再分配」が今以上に必要になると考えられます。

しかしながら、「島の高齢者」となると、少し状況は変わってきます。

どうも見ていると、生活がギリギリな高齢者の割合が高い気がします。(このあたり、数字でしっかり把握したいです)

例えば町中に行けば、

  • 100円ショップはいつも高齢者だらけ
  • 総菜の安い商品コーナーは、高齢者だらけ

という形で、生活が苦しそうな方が多いという印象を受けます。

その理由は、介護保険や健康保険といった税金の徴収が多い一方で、国民年金の金額が少ない(3~5万円くらい)

ということがありそうです。

地方のシルバー民主主義

例えば私が市長選に出るとして、そんな高齢の有権者に何を訴えれば良いでしょうか?

最先端技術を導入して、島に投資を呼び込みます!

という言葉は、「今、目の前の生活」がシンドイ高齢者には、全く響かない気がします。逆に、

誰でも定額でタクシーを利用できるようにします!

とかいう政策の方が、受けがよさそうです。

つまり、高齢者がメインの有権者となる田舎では、

「未来」の話よりも「現在」の方が、関心が高い

構図となるため、高齢者受けする政策が支持される、ということです。この強さ(支持力)は、高齢者の生活の厳しさに比例します。

しかし考えれば分かることですが、地方ではそもそもの支え手が減少しています。

まとめ

これから間違いなく増え続ける社会保障の費用を賄うためには、省力化・無人化の方向性に向かう「未来への投資」が必要です。

しかし地方に行けば行くほど、貧しい高齢者が多いため、

「そんなことよりも、現在の生活を何とかしてくれ」

という声・期待の方が大きくなります。

そのため、延命主義的な政策しか取れない政治家が選ばれる可能性が高くなります。

そうすると、ますます負担が大きくなり、瓦解するのは時間の問題です。

この問題を解決するには、正攻法で成功を目指すのではなく、

技術投資が、”結果的に”福祉の水準を向上させる

というロジックが必要になるでしょう。例えば車の自動運転を推進することで、

いつでも・どこでも・安く呼べるタクシーが利用できます!

という話し方です。

現在の非効率的な無料バスの廃止が

「高齢者の切り捨て」

と言われるのではなく、新しい分野への投資が

「高齢者を救うための政策」

という点が大事でしょう。

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