市町村合併で「五島列島市」が誕生するメリットは?

加速する市町村合併

全国の市町村は、明治に生まれてから徐々に再編され、昭和の大合併、平成の大合併を経て、その数を大きく減らしてきました。

人口減少に伴う地方公共団体の税収減を踏まえれば、より広域な組織として、平成以降も市町村合併が推進されると考えられます。

本日は、五島列島(佐世保市・小値賀町・新上五島町・五島市)が統一されて「五島列島市」が誕生した場合のメリットをご紹介します。

メリット1.財政負担が軽減される

五島列島は、基幹産業に乏しく、生活コストが高い(交通面・医療)ので、財政的な問題が他の自治体よりも深刻です。

現在はばらばらの組織で運営されている行政ですが、五島列島全体で見た場合、議員や職員の数は削減されるので、財政的に余裕が生まれます。

また、統一的に五島列島を管理することになりますので、無駄な設備や施設を減らすことも可能になります。

メリット2.観光の経済効果が向上する

「観光地として五島列島」を見た場合、行政区分が分かれていることのデメリットの方が大きいです。

例えば観光地として、

  • トイレのレベルが異なっていたり
  • Wi-Fiを使える場所が制限されていたり
  • バリアフリーな場所が少なかったり

ハード面の不統一が、観光地としての魅力を損ねている部分があります。

また、ソフトな面でいえば「上五島」「下五島」という区分があるせいで、地元の方を中心とした観光商品が作りづらかったり、船移動での不便さがあったりします。

そうした面からも、ハード・ソフトの垣根を取り払い、

「観光地・五島列島」の体制を築くことが、経済効果を高める方法です。

メリット3.「場所」の価値が高まる

五島列島はある意味で、人口減少・少子化・労働力不足という、日本が抱える頭の痛い問題を解決するポテンシャルを秘めています。

例えば、「交通革命」として

  • 海上・陸上の自動運転の推進
  • 「空飛ぶ車」とドローン活用の推進

が可能ですし、「医療革命」として

  • AI活用による属人的判断の廃止
  • 遠隔医療・遠隔手術の推進

が可能ですし、「政治革命」として

  • ネット投票の導入
  • 行政のペーパーレス化とAI活用による属人的判断の廃止

などが可能です。

私が市長だったら-13-外資の誘致と自動化推進

こうした社会実験を、五島列島全体で行うことにより、現在は

国の財政的なお荷物

になっている五島列島が、

最先端の技術が集積する、シリコンバレー的スポット

になります。なぜなら、140以上の離島を抱える五島列島は、他の地域と比較しても、

社会維持コストが高く、技術活用の「伸びしろ」が大きい

からです。言うなれば、五島列島は「課題の宝石箱」です。

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