私が中国共産党の総書記だったら~虎視眈々~

独裁の王として

本日は、私が「中国共産党の総書記だったら」という、少し変わった視点からの考察です。

その前に、いくつか「中国の前提事項」のおさらいです。

  • 総書記として、任期の期限は撤廃されている(関連記事
  • 国民に対する監視網は、十分に整備されている(関連記事

やっぱり「独裁国家」として怖いのは、

  1. 党内の権力争いによって失脚するリスク
  2. 国内の暴動によって失脚(≒殺害)されるリスク

です。

そういった意味では、既に内政上の2つのリスクはある程度排除されたと考えてよいでしょう。

基本スタンスは「内政充実」

現在の中国は、AIIBや一対一路の構想により、外へ外へと国を広げようとしています。

しかしながら、経済的な拡張主義を続けた場合、「国土」が増えるので、軍事コストの増大と内政の手薄化を招いてしまいます。

逆に、拡張主義を辞めた場合、軍事コストを減らし、国の内部にお金をかけられるようになります。

まだまだウイグル自治区とか含め、諸外国からの非難を沢山浴びる部分が多いので、拡張主義ではなく、内政を充実させる方にパワーを使います。以下、具体的な中身です。

「一体一路」構想は一旦中止

陸と海のシルクロードとして、海外に投資を行う「一対一路」構想ですが、これは一旦白紙に戻します。

その理由は、先ほどのコスト増加に加えて、周辺諸国からの警戒感が強いためです。日本やアジアの国々からは

新たな植民地政策ではないか!?

という疑念も抱かれてますし、アメリカも「覇権国家への脅威」として受け止めています。

こうした「野心むき出し」の形で膨張を図るのではなく、

困っていれば助けます

というスタンスで、ビジネス的に拡張を図るのが良い気がします。その際に、アメリカのように

「安全保障も任せろ!」

とは言わないように気を付けます。(後で後悔しそうなので)

軍の高度化と自衛システムの完備

歴史を振り返ると、植民地時代に清国が散々な目に遭ったのは、国が軍事的に弱かったからです。

そうした苦い経験もあるため、中国は毎年多くの軍事費を積み増しています。

しかしこれからの戦争は、パイロットや指揮官ではなく、自動化された装置の性能が勝敗を左右します。

そのため、現在取り組んでいるイノベーション関連の技術と絡め、軍事予算を軍人に使うのではなく、無人防衛兵器の開発に使います。

軍事のAI化・脱人間化

って感じですね。こうした産業を、システムとして他の国に売り出す形が実現できれば、事実上の軍事覇権を握ったことと同義です。

アメリカ(トラさん)は相手にしない

現在中国は、貿易戦争でアメリカと火花を散らしています。

しかしながら、トラさんは黙っていてもオウンゴールを連発してくれる有能な人物です。

そのため、あえて相手にする必要はなく、相手の失敗を待ちながら、虎視眈々と既成事実を積み重ねていくスタンスが賢明でしょう。

いずれにせよ、2年後の選挙ではトラさんがいなくなる可能性が高いです。

今のうちに先々の選挙の事を見定め、次の候補に根回しをしたり、仲の良い関係を構築しておく方が、長期的に見て上手くいくでしょう。

まとめ

13億人の人口を抱える中国では、内政が非常に困難です。

そのため、現在「外側」に向けて投じられているお金は「内側」に戻します。具体的には、人権対策、軍事政策、外交政策です。

人権対策として、現在は諸外国の非難を浴びるような状況ですので、まずは弾圧をストップ。そのうえで、社会福祉政策も含めて予算の積み増しを行います。

軍事政策として、他国への優位性を確保するために、技術開発に資金を投じ、無人の自衛システムの確立を目指します。

外交政策としては、領土への野心をむき出しにして諸外国の警戒心を高めるのではなく、「良い子のフリ」をして「経済協力」という名のもと、既成事実を積み重ねていきいます。

民主的な国々と比べたときのメリットは、任期と人気を気にせず長期戦略を練られる点です。

トラさんに対しては、構うだけ時間の無駄で振り回されるだけなので、自滅してくれるのを待ちます。

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