町中が臭う?五島市の水道事情

五島市の水道

千葉から五島に移住してきて、気になるのは「町中の臭い」です。側溝のあたりからぷーんと、汚水の臭いがすることが多いです。

本日は、市役所の「出張勉強会」を通じて教わった事柄をご紹介します。

一言で言うと、五島市の水道事情は

都会の水準と比べると遅れている

さらに言うと、

遅れを取り戻すほど財政的に余裕がない

という部分に尽きます。こういう部分が観光地のトイレにも反映されている形です。

観光地の財政力はトイレに現れる

公共下水道は未整備

生活排水処理に関するアンケート調査結果(H25)によると、

公共下水道が整備されたら、接続しますか?

という質問に対して、

  • 接続する 30.0%
  • 接続しない  61.4%
  • 無回答  8.6%

という回答だったそうです。その理由は

  • 「設置費の負担が大変だから」 63.0%
  • 「使用料の負担が大変だから」 38.9%
  • 「合併浄化槽を設置しており、不便を感じない」31.6%

だったそうです(複数回答可)。要するに、お金の問題ですね。

古い商店街と浄化槽の奨励

軒並みシャッター通りと化している商店街を歩けば分かりますが、そこで店舗を営む人たちには、新しい設備に対してお金を支払うという気概はありません。

その理由は、島の人口が激減し、商店街のマーケット機能も他のチャネルに奪われているからです。

「商店街を活性化!」は時代錯誤

そうした背景もあり、五島市では財政負担の少ない「合併浄化水槽」の設置導入に対する補助を行うことにしました。

関連情報はこちら。単独浄化槽と合併浄化槽の違いは、

  • 単独:トイレの水だけ処理
  • 合併:トイレ、キッチン、洗濯の排水も処理

という点で、現在は単独浄化槽の製造は行われていないそうです。詳細はこちら

環境投資も金次第

結局のところ、「豊かな自然の五島市」とPRをしたところで、水道設備の不十分な五島では、都会と比べると「環境負荷の高い生活」をすることになります。

とは言うものの、まだまだ海外に比べると道路は綺麗で、衛生的と言えるでしょう。

これからの時代、「環境先進地」を目指すのであれば、

  • 今ある施設の改修

という発想では、先ほどのアンケートのように、「お金がないから無理」という形で終わる気がします。そうではなくて、無人島を一つごそっと貸し切って、

  • 環境負荷を最小化した生活設計

というスタンスで投資・開発・デザインを始めた方が良い気がします。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村
Share This Article

コメントを残す