ベジータと私

本日はドラゴンボールのお話です。

今回は、知らない人でも楽しめるように、出来る限り説明を加えながら書いてみました。

ドラゴンボールと世界

日本のアニメは世界でもかなりの影響力を誇っていますが、

国民的な王道バトル漫画

と言えば、やっぱりドラゴンボール(DB)が最強ですね。

NZに行ったときは、日本人すら読んだことのないジャンプ漫画を読んでいる旅人がいて、びっくりしたのを覚えています。

そこまで「ジャンプ漫画」の地位向上に寄与したのも、やはりDBのパワーが大きいと思います。

さて、そんなDBは、いったいどんな物語だったのでしょうか?

私なりに再構築してみよう、というのが本日のテーマです。

ドラゴンボールと私

私は4歳くらいの頃から、DBに接してきました。夜の7時になってOP曲が聞こえると、内容も良く分からないのに、ただそれだけでワクワクしてました。

小学校の頃はテレビゲームでも対戦をして、家族で映画を見に行ったり、フュージョンの練習をしたりしてました。笑

私のクラスの友達も、真剣に仁王立ちをして、

話しかけないでくれ。今、気を溜めているんだ。。。

と言っていたのが印象的です。そう、子供は本気でかめはめ波の練習をしていたし、気が溜まると信じていたのです。

そんなこんなだったから、アニメと言えばDBだし、戦いと言えばDBでした。

幼いころから繰り返し漫画を読んでいたこともあり、

「単行本の何巻がさ~」

と言えば、そのシーンを頭の中で再現することが出来ます。

つまり、私にとってのDBは、「忘れたころに読み返す」コンテンツではなく、「体験として思い出す」コンテンツなのです。

ドラゴンボールの物語

で、知らない人に対して、

ドラゴンボールってどんな物語なの?

って聞かれたら、私はこう答えます。

「ヒトがどうやって強くなっていくかの物語だよ!」

と。

まあ、知っている人からすれば、回答としては特に面白くないかもしれません。

ただ、私の中での主人公は2人存在していて、悟空とベジータだと思っています。

もちろん、別の「もっと細かい視点」も沢山あると思いますが、本日はこれをベースに語らせて頂きます。

悟空とベジータ

多くの人は、

確かに、悟空が強くなっていくストーリーだよね~

と同意していただけるかと思います。幼いころの私はもちろん、そういう表面的な部分しか見ておらず、ただその「強さ」に憧れて夢中になっていました。

しかし、今になって、29歳の視点で思い出して回想してみると、そうした「フィジカルな強さ」意外の軸もあったなあと、気が付きました。

それが「メンタルの強さ」でして、この視点で物語を見た時、主役は悟空ではなくてベジータになります。

知らない人の方のために、ベジータさんを簡単に説明すると、

「惑星ベジータ」

という星が存在するくらいの「超エリート戦士」です。

そんなベジータが地球に襲来して悟空と一騎打ちで戦うのですが、それ以降はずっと、悟空とベジータは「宿命のライバル関係」となります。

しかし、(ベジータ視点で考えれば)屈辱的な事に、悟空の方がフィジカル的な面ではドンドン強くなっていきます。

超エリートのプライドは、ずーッとズタズタにされていきます。

ベジータ、地球へIターン移住

ベジータが最初に地球に来たときは、

「私利私欲のために戦う残忍な戦士」

に過ぎませんでした。ところがフリーザとの戦いを終えると、

ベジータは地球にIターンしてきます。

更に驚きは、なんと地球人(ブルマ)と結婚し、トランクスという名前の子供も授かっています。

名前的な部分で見ても、ベジータが「地球人に染まっている」のが分かります。(そうでなければ息子の名前はオニオンみたいな感じだったでしょう)

そうやって徐々にですが、ベジータは地球人の暮らしに染まっていきます。

ベジータの葛藤

強敵セルを倒し、更に月日が流れ、ベジータはすっかり「地球に暮らすパパ」になっていきます。

しかし、ここにベジータのジレンマ・葛藤が生じます。

  • 昔の俺様:残忍で戦闘が大好きだった
  • 今の俺様:地球に染まって平和ボケしている

そのジレンマを抱えたまま、強敵魔人ブウの住処へと突入。そんな心の弱みを魔導士に付け込まれ、一旦ベジータは

昔の俺様

に戻ります(額にMの文字が刻まれます)。

そして思う存分、地球人の敵として「宿命のライバル」である悟空と戦うわけですが、途中で魔人ブウが誕生します。

「ブウの誕生は、自分で蒔いた種だから~」

という事で、ベジータは悟空との戦いを一旦止め、魔人ブウの退治に直行します。

自分以外のために戦う

そんでベジータは魔人ブウと戦ったわけですが、「フィジカルな強さ」では勝ち目がありませんでした。

そこでベジータは、「自分のため」ではなく、家族(ブルマとトランクス)のために命を捨てる覚悟をします。

この覚悟の強さは、フィジカルな強さを表示するスカウターには映りません。

しかしもしも、別のジャンプ漫画(ハンターハンター)の世界だったら、多分パワーアップしていると思います。(「ゴンさん」を参照)

魔人ブウとの戦いを経て、ベジータの戦い方が「自分中心」から脱却できた部分に、ベジータの人格的な成長が描かれています。

プライドを捨てる①

話はこれだけで終わりません。更にベジータは、死んだ後もメンタル的なパワーアップを見せます。

DBの世界では、「死=あの世に行くこと」ですので、引き続き体と心の意識があの世で引き継がれます。

魔人ブウのパワーが想像以上に強いので、あの世の門番の閻魔様も、

ベジータ、もう一回現世で魔人ブウと戦ってきてくれ!

という無茶ぶりをベジータに仕掛けます。そこで現世に戻るベジータですが、偶然に悟空との再会を果たします。

そこで悟空から、

ブウを倒すために、おらと合体せんかねー?

と持ち掛けられるわけですが、ベジータは納得できません。

なぜなら、ベジータは先ほどの一騎打ちで、「悟空と本気の勝負」をしたと思っていたのに、悟空は本気ではなかったからです。(スーパーサイヤ人3を隠していた)

ベジータにとって、これ以上の屈辱はありません。

だからそんな不誠実な人間とは、合体なんて到底できません。

しかし悟空から、

今の魔人ブウは、お前の大事な仲間を殺してるんだぞ!いいのか!?

と論点をずらされ、結局悟空の提案(遺伝子組み換え的なスーパー合体)を受け入れます。

プライドを捨てる②

さらにさらに、その後の展開では、悟空(スーパーサイヤ人3)と魔人ブウ(初期版)の一騎打ちが始まります。

ベジータはその戦いには加わらず、観戦に回ります。

その中で、

カカロット(悟空の異名)、お前はすごいよ。俺は・・・

的な自己の回想、分析に入ります。そこで出した結論が、

頑張れカカロット、お前がナンバーワンだ。

というエールです。生まれたころからエリートで、一番だったベジータにとって、このエールは非常に大きな意味があります。

何しろ、今までのベジータは、

俺様が一番強いんだぞ!

これがアイデンティティでした。それを見事に捨て去り、

心の底から他者を認め、応援できるのは、

スポーツマンであり、真摯な「格闘家」の姿です。

まとめ

DBは、幼いころの私から見たら、

悟空のフィジカルが強く成長していく

とういう、見た目的にも分かりやすい物語に過ぎませんでした。

しかし、29歳の大人の私が回想してみると、それは

ベジータのメンタルが成長していく

ストーリでもあったのです。最初のベジータは

「自分のためだけに戦う、プライドの高いエゴイスト」

でしたが、物語の全体を通じてベジータは成長し、

「自分以外のために戦う、真摯なスポーツマン」

になっていきます。

物語は、視点によって面白さが変わります。

幼いころに接してきたストーリーも、

大人になると別の味が出るって事ですね。

どうして私がこんな記事を書いたのかというと、

五島に移住してて2年の私は多分、まだ

「最初に地球に来た頃のベジータ」

と同じような状態なのかな、と思ったからです。

  • 外から来た、プライドの高そうな移住者
  • 自分本位な考え方の若者

そういう見方もされるかと思います。それが変わって、

あの人は、五島のために献身的に働く謙虚な人だよね。

という見方に変っていけば、

嬉しいかな、と思います(それは私の行動次第ですけど)。

恐らくですが、ベジータも地球に来た時は20代の後半くらいだったのではないでしょうか?

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