岐路に立つ資本主義経済と新しい暮らしの在り方

資本主義経済の欠陥

本日は少し大きなテーマのお話です。

資本主義経済の抱える致命的な欠陥は、

当事者以外の犠牲・しわ寄せの上に成り立っている

という点です。

労働問題

例えば人間に焦点を当てた場合、労働者と資本家は、使役の関係で結ばれ、時には割に合わない劣悪な環境で働かされました。

産業革命の全盛期には、これがかなり深刻な問題でした。

少なくとも日本では、労働者を食いつぶす、いわゆる「ブラック企業」は、今存続の危機に瀕しています。

これは一般の労働者からすると、大きな前進だと感じます。

公害問題

資本主義経済がもたらす副産物として、食品を含む公害も見逃せません。戦後の4大公害と呼ばれた公害も、

「資本主義経済の中で利益を出す」

というシステム・企業の副産物です。利潤を求める企業は環境や公害の事を考慮せずに製品開発と販売を行ったため、多くの犠牲者が出ました。

こうした部分を是正し、現在では法整備がされるようになりました。

しかしまだまだ、公害という面では日本だけではなく、他国からの環境汚染も深刻な問題です。

ゴミ問題

そして大きな部分としては、ゴミ問題。5月31日のライブドアニュースによると、

日本を訪れているマレーシアのマハティール首相が都内で会見し、先進国からのプラスチックごみの輸入について今後は受け入れない姿勢を改めて強調しました。

マレーシア、マハティール首相:「そもそも豊かな国が貧しい国にごみを送っても良いという発想を排除しなければならない」

http://news.livedoor.com/article/detail/16543942/

「ゴミを他国に押し付ける」という発想も、結局は資本主義経済の発想がベースにあります。

押し付けの発想と限界

まとめると、資本主義経済の抱える致命的な欠陥は、

  1. 自分以外の資源(ヒト・エネルギー)を利用し
  2. 副産物のゴミや汚染物質を他人に押し付ける

という部分です。

労働面や環境面では、法律の整備も進んだこともあり、初期の頃と比べると、全体としてかなりの改善がされています。

しかし現代では、前提としての「成長」に陰りが見えていることから、資本主義経済自体が、存続の危機に瀕しています。

世界に目を向けると、資本主義から距離を置き、

成長ではなく個人の幸せに軸を移す国も少なくありません。

自然と共存・ネパールの話

6月号の広報ごとうでは、山内診療所の院長・宮崎さんの取材が掲載されていました。以下、抜粋です。

日本は世界の中でも裕福な国です。それに比べてネパールは世界最貧国。

電気も水道もなく、石油エネルギーに頼らず不便な暮らしをしているはずなのに、みんな幸せそうでした。

宮崎さんは、石油に頼りきった今の暮らしに危機感を覚えました。

帰国後エネルギーについて学び、衣食住の全てを自給できるような暮らしを追求。

現在、五島で茅葺き屋根の家に住み、牛で田んぼを耕し、桶や木造船を作ったりしながら、医師として暮らしています。

誰でもすぐにこうした生活を真似できませんが、

これからの時代の最先端な暮らし方の一つではないかと思います。

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