令和の「島」は「王国」になるべき

五島市と小さな島

本日は、少し大きな枠組みの話です。

五島市には、現在11の有人島がありますが、これらの島は、

「五島市」の属国的な位置づけ

です。

例えば道路の道幅に関して、住民が陳情をしたとしても、「予算と権限」は五島市(さらには県・国)にあるため、住民としては懇願を続けるしかありません。

最近は、小さな島でガイドをしている方や、高齢者のケアに従事している方の話を聴いている中で、

五島市は何もしてくれない

という声を聴くことが多いです。

「費用対効果」の壁を乗り越える

実際、五島市の中学生議会でも、交通対策案について、

奈留島、 久賀島、 福江島を橋でつなぐには、多額の建設費がかかるため、建設は難しい。久賀島と福江島を結ぶ航路は、今の状態で増便しても運行事業者の赤字が増えるため、難しいと思われる。

とあります。こうした「お金がないから出来ない」という一方で、五島市は住民からのニーズが曖昧なドローン事業で多額の予算を計上しています。

こうした予算の執行状況に対して、小さな島の住民からすると、不公平感が強くなっていきます。

結局、五島市は「自分たちがやりたい事」にしかお金を使わなんだ。。。

という感じです。或いは五島市は、

「やりたくない事」は「お金がないから」という常套句で逃げている

ようにも思えます。

この問題を解決するためには、現在「予算」と「権限」を五島市に握られている島々が、王国として独立する方が良いと思います。

王国の仕組みは非常にシンプルです。

  • 王国では、4年に1度の「国王選挙」が実施され、1人の国王が任命される
  • 国王は、その島の予算編成と「島のルール」を作る権限が与えられる
  • 初期段階での「議会」は存在しない(国王の権限で設置可能)

イメージとしては、かつて奈留島が奈留町だったころのように、島に「政治力」が与えられる感じです。

政治の大きな役割の一つは、「使えるお金(=予算)の確保」です。

この部分については、国王が世界や日本に対して明確な「島のビジョン」を示し、共感を得られれば、世界中から集める事が出来ます。

そしてこれからの「島づくり」に必要なのは、お金よりも「主体的に関わろうとする人」です。

現在の政治に対して、小さな島の人たちは、

私たちには関係ない事

だと思っている節があり、それは多数決の原理に基づく政治システムに問題があります。

令和の島々

昭和~平成の島々は、日本という国の中で、中央集権の枠組みの中にいました。

そのため、日本の経済規模に比例して、小さな島々からは政治力がはく奪され、属国化していきました。

令和の時代は、そこから逆転現象が起こります。従来の属国であった島々が、

もうこのままでは、やっていけないので、独立します

という流れです。昭和の時代が

均一性 × 集中 × 競争

であるならば、令和の時代は

多様性 × 分散 × 共創

の時代です。これから技術が高度に発展する世界で本気を出せば、小さな島でも

  • 自家発電の設備を搭載することでエネルギー自給を果たし
  • ロボットで食料を自動生産することで労働から解放され
  • 多様性があり寛容な社会を実現する

事が出来ます。そうした社会を実現するための手段としては、「政治力の有無」が大きな鍵となります。

五島列島には140以上の島々があります。

一つ一つの島が、オリジナリティのある「国王」と「独自のカラー」を発揮すれば、世界的にみても、五島列島は非常に面白い場所になると思いませんか?

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